借金の減額相談を利用してみよう
借金減額相談やシミュレーターは決して怪しいサイトでも罠でもなく、正しく使用すればとても便利なツールです。司法書士事務所や弁護士事務所が運営しているサイトなら基本無料で利用でき、たった数個の項目を入力するだけで減額できる借金の概算が分かります。
からくりとしては借入金額や借入時期から、過払い金の有無や債務整理の有効性が分かるため。より詳しい情報が知りたい場合は借金の詳細や連絡先を入力すれば、後日担当者から連絡が届きます。その後の手続きは有料となりますが、安全なサイトを利用すればお金を請求されたり詐欺業者に騙されることもありません。
本気で借金を減額したい場合は、おまとめローンやより金利の低い借金に借り換えるのが有効。それでもだめなら借金問題を得意とする弁護士に相談して債務整理を検討しましょう。手続きの途中で過払い金の有無も分かるので一石二鳥。まずは弁護士事務所の無料相談を利用して、安心して任せられる弁護士を見つけましょう。
任意整理をすることによって減額される費用の事例
借金整理で任意整理を行った場合、どのくらい借金が減額されるのか、少し見ておいたほうがいいでしょう。任意整理は、自己破産ではないので、全ての借金がなくなるわけではありません。借り入れ先によっては、残したほうがいい借金もありますので、どの借金を減らすべきかをよく検討して任意整理の手続きを進めてくれます。実際の手続きでは、弁護士や司法書士といった法律の専門家が行います。そのため、任意整理にあたっては、法律の専門家の意見をよく聞きながらどうすべきかを判断してきましょう。 そこで、任意整理によってどのぐらいの借金が減額されるのでしょうか?人それぞれだといっても、ゼロになるのか、例えば、200万円が20万円になるのか、期待が膨らみます。任意整理時には、利息制限法に沿った引き直し計算を行います。その上で債務額を決定します。利息制限法は貸付金額が10万円未満なら年利20%、貸付額が10万円以上100万円未満なら年利18%、貸付額が100万円以上なら年利15%となっています。つまり、貸付金額にもよりますが、この金利を上回るのであれば、必ず過払い金が返還されます。少し前までは年利29.2%という金利で貸し付けていた消費者金融業者も多かったので、最大で年利14.2%の差が出てきます。引き直し計算をしたときに、借りている金額が100万円以上であったならば、かなりの過払い金が返還されるので、任意整理をする前でもまずは弁護士に過払い金返還の相談をしてみることから始めてみましょう。 任意整理では、借り入れ先一件ごとに弁護士や司法書士が交渉を行いますが、実際に減額できる額というと、2割から3割ぐらいの額になるようです。もちろん、借り入れ先との利用期間が長ければ、それだけ多くの利息を支払っていますので、減額できる額も多くなっていきます。気を付けたいのは、いつの間にか高金利での貸し出しになっていることです。最初の契約と比べて自分の支払っている利息が本当に貸し出し条件と同じであるのか、自分で計算してください。もしわからなければ、弁護士や司法書士に相談をしてみてください。任意整理を考えているなら、プロの法律家が必ず相談に乗ってくれますし、助けてくれます。家族や友人に相談しにくくても、債務整理のプロなら相談すれば必ず納得のいく結果となるでしょう。

